外壁工事
外壁塗装
日本は高温多湿な気候が特徴なため日光・雨・風・台風などの影響により建物の劣化や風化が起きてしまいます。放置しておくと汚れやかすれ、さらに木部の腐りによって雨漏りが起きる可能性もあります。耐候性や断熱性の優れた塗装も数多くあり、きれいな状態を維持するためにも定期的なメンテナンスが必要です。
サイディング工事
工場で作られた壁材を建物の外壁に沿って貼り合わせていく工事です。施工期間が短く低コストで行え、耐水性が高くデザインやカラーが豊富です。
外壁塗装の種類
アクリル塗料
アクリル系の合成樹脂を主成分とする塗料。
■耐用年数:4~7年
【メリット】
費用が安くカラーバリエーションが豊富
扱いやすい
【デメリット】
紫外線に弱い
ひび割れが起きやすい
ウレタン塗料
ウレタン樹脂が主成分の塗料。
■耐用年数:7~10年
【メリット】
樹脂が柔らかいため密着性が高い
万能性が高い
【デメリット】
耐久性が低い
紫外線や風雨に弱い
シリコン塗料
アクリルにシリコン樹脂を混ぜた塗料。
■耐用年数:12~15年
【メリット】
耐久性が高い
光沢保持率が高い
【デメリット】
ひび割れしやすい
重ね塗りに向かない
ラジカル制御系ハイブリッド塗料
高耐候酸化チタンと高安定剤が配合された塗料。
■耐用年数:13~16年
【メリット】
チョーキングが発生しにくい
低汚染性に優れている
【デメリット】
選べる塗料が少ない
実績が少ない
フッ素塗料
蛍石を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料。
■耐用年数:15~20年
【メリット】
耐用年数が高いためメンテナンスコスト削減
親水性が高くツヤが出る
【デメリット】
価格が高い
塗膜が高いので追従性に劣る
サイディングの種類
窯業系サイディング
日本の新築戸建て住宅の大半で採用されている外壁材。
■耐用年数:25~30年
【メリット】
デザイン性・種類が豊富
防水性・耐震性に優れている
【デメリット】
熱を蓄積しやすい
改修する際にコストがかかる
金属サイディング
窯業系サイディングの次に選ばれていおりモダン・スタイリッシュな外壁におすすめ。
■耐用年数:30~40年
【メリット】
遮音性・断熱性が高い
メンテナンスが簡単
【デメリット】
傷やへこみがつきやすい
他の種類に比べてコストが高い
樹脂サイディング
強度のある樹脂素材を使用した外壁材です。扱いやすいことから近年注目されています。
■耐用年数:25~30年
【メリット】
塩害や冷害に強い
補修メンテナンスがほとんどいらない
【デメリット】
遮音性が欠けている
対応できる施工会社が少ない
木質サイディング
天然木に塗装を施した外壁材です。
■耐用年数:15~30年
【メリット】
自然のそのものの仕上がりになる
断熱性が高い
【デメリット】
コストが高い
こまめなメンテナンスが必要